ちゅ~ねんのマネーファーストな日々

お金の勉強をしてこれからの人生はマネーファーストな日々を生きる!と決心した中年男、ちゅ~ねんのブログです。

【なんとなく知っているようで実は良く知らない】VIX指数(恐怖指数)について調べてみた

 

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株式ニュースやTwitterでよく目にするVIX指数(恐怖指数)。

恐怖指数というぐらいだから相場の強弱感を表しているものだと想像はつきますが、このVIX指数がどのような指標を元にして算出されているか詳しくご存じでしょうか?

ちゅ~ねんは恥ずかしながらなんとなく知っているようで実はよく知らなかったので、自分自身の勉強もかねてVIX指数について調べたことを今回の記事にしてみました。

 VIX指数(恐怖指数)について調べてみた

 

VIX指数とは市場参加者の相場の見通しを数値化して表している指数です。

 

平常時のVIX指数は14~24。

 

このVIX指数が40以上になっていると、市場に対する下落の恐怖が蔓延していると言われています。

 

ちなみにリーマンショック時には80を超える水準まで上昇してしまったそうです。

 

ボラティリティってなぁに?

 

ボラティリティとは価格変動の大きさを表す変動率のことであり、たとえば、銘柄A、銘柄Bと2つの銘柄があってこれらが両方とも10日間で10%値上がりしたとします。

 

銘柄Aは毎日1%づつ値上がりして10日後に10%の値上がり。

 

銘柄Bは1日目に5%値上がりしたものの、2日目には3%の値下がり、しかし3日後には6%値上がりして、、、、と、上昇したり下落したりを繰り返して結果的に10日後に10%の値上がりをしたとします。

 

この場合、毎日1%づつ値上がりした銘柄Aよりも上昇したり下落したりを繰り返した銘柄Bのほうがボラティリティが高いといえます。

 

株価の急激な下落はその銘柄のボラティリティが高くなり、それによって投資家たちに早く逃げないと大損をしてしまうのではないかという恐怖心が強くなり、その不安にかられた投資家たちが損失を早めに確定させようとする損切り注文の連鎖によって、さらに株価の下落が加速してしまうという事態に陥いることになります。

 

VIX指数の算出方法はどうやるの?

 

オプション取引は相場の先行きの先行指標といわれています。

 

それはなぜかというと、株価が上がると考える投資家がいまのうちに値上がりが期待できる株をいまの値段で買う権利を購入して、のちに思惑通りに値上がりしたら値上がりする前の値段で買う権利を行使すれば、値上がりする前の値段で購入できてより儲けが大きくなるからです。

 

これにより買う権利のオプション価格は上がります。

 

これとは逆に株価が下がると思う投資家が増えれば増えるほど、買う権利のオプション価格は下がります。

 

このオプション価格の変動幅が大きければ大きいほど、さきほど解説したボラティリティが上がり相場に参加している投資家たちが、「将来、相場が大きく動く」と予想していると考えられます。

 

そのため、S&P500のオプション価格のボラティリティを元に算出されているVIX指数の数値が上がるのか、それとも下がるのかが投資家たちの将来の相場に対する心理状態を織り込んでいるといえます。

 

VIX指数の急上昇でNYダウが暴落した

 

2018年2月にVIX指数が急上昇したことにより、NYダウが1000ドル以上下落しました。

 

この原因は米国の長期金利が上昇したことによりVIX指数も急上昇して、それをうけてリスク・パリティ戦略をとっていたファンドの機械的な売りが原因だったといわれています。

 

※リスク・パリティ戦略とはポートフォリオにおけるリスクの割合が均一になるように

株式や債券の保有量を機械的に変更する投資戦略のこと。

 

また、2008年のリーマンショック時には下のチャートのようにVIX指数は80を超える水準にまで上昇しました。

 

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出典 All Aboutより

また、このチャートから分かることはS&P500の値動きとVIX指数は逆相関することが多いということです。

 

まとめ

 

VIX指数の動きに連動するような機械売買を行っているファンドによって、ファンダメンタルズの状態以上に株式市場が暴落することがあるということを個人投資家は覚えておいたほうが良いと思います。

 

これは今年のお正月の早朝におこったドル円相場の急落、いわゆるフラッシュクラッシュと同じようなものかもしれません。

 

2018年のVIXの急上昇による暴落も2019年1月のドル円相場の暴落も機械売買によって引き起こされた一過性の暴落であり、そのあと何事もなく値を戻したように相場に参加しているとこのような理不尽な下げに見舞われることもあるので、FXや株式の信用取引などで自身の許容範囲をこえたレバレッジの掛け過ぎには十分な注意が必要です。

 

またこのような一過性の暴落時に買いから入れるようになるためには、日々相場の動きを見続けるとともにファンダメンタルズの勉強もして、相場の適正価格を知っておくことが大切です。